DESIGN apartment

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旗竿型の敷地について考える。


 先日久々に仙台に帰ってきた。仙台駅近辺に超早朝に到着し、すぐに帰るのもどうかと思い、路地探検をした。というのも、前期に都市部における住宅について考えてみようと思っていて、敷地選定の為の下見を行なっておこうと思ったから。そこで面白い事に気が付いた気がした。もしかしたら僕だけ気付いていなかっただけかもしれませんが・・・。

 住宅密集地域である通町近辺を徘徊していて思ったのだが、いわゆる「旗竿地」がたくさんある。何でだろうと考えた。住宅の建ち方っていうのは、現代の日本においては、

   ①地域 (交通インフラ、地域用途の決定)
   ②敷地 (均一で平等な区割りの決定)
   ③住宅 (個人の生活領域の決定)


の順に計画されるような気がする。そして①と②に関しては未来の居住者の意志は反映されず、完全に行政の意思の元で決定されている。つまり、②と③の間には大きな壁がある。住民は行政が定めた敷地の中でしか建設を許されていない。

 そもそもこの順番が間違っているんじゃないか?というのも、人間がダイレクトに利用するのは住宅であって、過程の真中に住民がタッチできない区割りという行程があることによって、様々な弊害が出ているのではないかと。例えば隣地境界に接して建設してはいけないというルールであったり、玄関や駐車スペースが旗竿地の奥に深く入り込んでしまったり、四方を住宅に囲まれた敷地になってしまったり・・・。

 この辺は法規を調べなくてはいけない部分だとは思うが、そもそもどうしてこのような順番で行なわれるようになってしまったのだろうか。言葉で示すだけならば、この解決は簡単な気がする。

 ①→③
へとダイレクトに繋ぐ。・・・近隣住民と喧嘩になってしまうか?
 ①→(②+③)・・・これはいいんじゃない?

 道路と敷地の関係を見るのではなく、道路と住宅の関係を見ろって事なのか??通町の一区画を更地にして、道路と建築の関係のみから個人住宅群を計画したら面白そうだと感じた。今考えるとコーポラティブハウスの考えにも似ている気はしたが、都市部における交通インフラや、マクロで見たブロックという区割りへの適応性や増殖性を考えると、少し違ったものになるのかもしれない。

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「What is OMA」




「What is OMA」を読む。
OMA展「コンテンツ」の際に刊行され、ヨーロッパでは増刷になるほど売れたらしい。

1読目。
何が何だかわからず読み終える。
元々が外国語の書籍って、翻訳家が頑張りすぎる為か、読み解くのが難解すぎる。
どうやらレム・コールハースとOMAとAMOについて建築家が批評するのではなく、
経済学や社会学等、他分野の専門化が分析しているらしい・・・。
そちらの専門知識と共通言語が少なすぎる為、読み込めない。

2読目。
なんとなく理解できる。
あまりにも有名な話だけれど、大雑把に区切るのならば、
OMAは建築を、AMOは調査を担当する。
最近ではAMOが建築にともなう情報システム構築に関わる事で、
OMAと同時並列で事業を行なう事がほとんどらしい。

なるほど、この情報化社会ではハードだけを取り扱っていて良い訳は無い。
その先見の目を持って一昔前にAMOを設立したレム・コールハースは流石である。
調査チームとして発足したそれが、現在では情報システム構築の機能も担う。
集められたデータは膨大になっている。なんて効率的。
この2つに区切りはなくなっている気がした。

この本、僕にはまだ難しかったです・・・。
なぁんとなくしか理解できませんでした!!

ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展


ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展
「谷口吉生のミュージアム」

を、観に行く。
新宿近くのオペラシティーにて。

MoMAの増築の歴史なんかもきちんと紹介されていました。
それに加えて、土門拳記念館や国立博物館敷地内にあるやつとかも展示されていて、
これまた参考になりました。
計10プロジェクト位。

前にも書いたんだけど、前期に美術館とか住宅とか単一機能の設計をしっかりやりたいと思っています。
非常にいいタイミングでいい展示を2つ拝見させて頂きました。

模型という表現手法のパワーを感じた。

住宅プロジェクト2005展


GAギャラリーにて行われている、
「住宅プロジェクト2005展」
を観に行く。

5月22日までということで、ぎりぎり間に合った。
観に行って良かった・・・。ほんとに感動しました。
相変わらずアトリエワンの住宅兼アトリエはありました。
SDレビューに載っていたキャベツをモチーフとした住宅もありました。
安藤忠雄さん設計の海のそばにある住宅もありました。

勉強になった。

もう本当にお腹イッパイになれる展示内容でした。
もう終わっちゃうけれど、GA-HOUSES-86に全作品載っています。
間に合ってよかった・・・!!

ヨーロッパ・アジア・パシフィック 建築の新潮流2004-2005


「ヨーロッパ・アジア・パシフィック 建築の新潮流2004-2005」
を、観に行く。
会場は代官山にあるヒルサイドテラス。
代官山は噂通り閑静でお洒落でなかなか素敵な街だった。

展示内容は・・・確かに最新のプロジェクトが沢山紹介されていてはいたけれど、
「アーキラボ」のように夢や社会風刺がある訳でもなく、
かといって現実をしっかりと見据えているわけでもない気もして、
中途半端な印象を受けてしまいました。
造形に関してもそんな感じで、ちょっと不満アリ。

ただ、塚本さんのアトリエ・ワンの住宅件アトリエの極小設計には感動。
「ペットアーキテクチャー」にしろ、小規模な建築に豊かさを生み出す術については、
僕の中ではかなりのカリスマです。

卒業制作に向けて。


本日から『卒業制作』というカテゴリを加えます。
とは言っても、今までの『アイデア・コンペ』のカテゴリも、全てはここに繋がっています。
ここでは、もっと具体性をもってエントリしていけたらと思います。

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さて、今までのブログを振り返ってみると、興味は様々。
ブレスト的に列挙してみます。

 1・新構造による新造形を生み出す事。
 2・せめぎあう両者の間の境界をデザインする事。
 3・科学的に「斜め」について考え、導入する事。
 4・PC時代の造形と素材を考える事。(ex...GRPガラス繊維強化プラスチック、透光コンクリート)
 5・見える、見えないの空間的コントロール。
 6・離れている、繋がっているの空間的コントロール。
 7・ゼロエミッションに収まらないサステナビリティ。
 8・単一色彩と隣接色彩と素材感。

範囲に一貫性が無く、自分でも困惑しています。

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前期は、上記の要素を全てつぎ込んだ住宅や美術館など、
小規模建築設計を行ってみたい。
住宅は設計の最も基礎であり、かつ難しいものであり、
これをディテールまできちんとつめて制作してみたい。
美術館等は、前述した1~8の要素を面白く導入することができそう。

近いうちにきちんと方向性を定めます。


『DETAIL japan』


『DETAIL japan』 を読む。
正確に読むと、ディテイルではなくディーテイルらしい。
ドイツの建築雑誌を日本語翻訳し、また、日本のプロジェクトを追加した創刊号。
事例はそんなに多くは掲載されていないが、さすが「DETAIL」、
1/10や1/5スケールで細部の図面を見せてくれるので、とても参考になった。
隔月発行なので、デザインアーカイブとして揃えていこうと思う。

今更かもしれないけれど、DETAILにこんな話題が。
透明なコンクリート


「美しい屋根景観(ルーフスケープ)コンテスト」・・・1


「美しい屋根景観(ルーフスケープ)コンテスト」

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まず初めに思い浮かんだ作品は、
「屋根の家」
設計 : 手塚建築研究所

実際に屋根の上で生活する時間が多いという風に雑誌で拝見した。
屋根の形状としても、すぅっとしていて綺麗。
遠方にある山々に向けて角度がつけてあり、展望が良さそうだ。
居間機能や、なんとシャワーまで屋根にあるらしい。
でもこれだと「美しい屋根からの景観(ルーフスケープ)コンテスト」 になってしまうのかもしれない。

このコンペで求められている事とは少し違うのかも。
ランドスケープとか、スカイラインとか、アーキフォームの面でアプローチしてみようと思う。
例えば山間部にある大規模な集合住宅なんか、スカイラインをバッサリ切り取ってしまっている。

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「直島地中美術館」
設計 : 安藤忠雄氏

ボリュームが完全に地下に埋められている。
地形の形=屋根の形となったことで、周辺の展望に影響を及ぼさない。


「斜め」×「●●」


「斜め」×「身」

言葉で表現するのは難しいが、xyz軸に、もう一つ非常に自由な座標が加わる。
オシログラフだったかな・・・。
「斜め」っていうのはいわば、「全部を繋げる事ができる」ってことだ。
「斜めに付随する」ってことは、「動線上にある」ってことだ。
螺旋系も斜めの集合体だ。
導線が全て緩やかに繋がっているという事は、脚の不自由な人にも優しい。
ユニバーサル。つまりサステイナブル?

【“「斜め」×「●●」”の続きを読む】

「オルタナティブ・モダン」


「オルタナティブ・モダン」
 発行 : TNプローブ

を、読む。
ある友人に影響され、東京から帰る直前に新宿にて購入。
高速バスの中一気読み。

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伊東豊雄氏、青木淳氏、藤本壮介氏、西沢立衛氏の4名が
それぞれのプロジェクトについて語る小冊子が4冊に、総括する1冊がついたセット書籍。
「オルタナティブ・モダン」は、ありえたかもしれないもうひとつのモダニズムとして、
建築の自由を開くと書いてある。

・・・が、よくわからないのが素直な実感。
4者それぞれ全く領域が違うと思うし、表現も異なる。
「オルタナティブ・モダン」ってのはなんでもありってことなのか?
・・・僕の勉強不足であろう。

モダニズムの典型として僕はコルビュジェのサヴォア邸を思い浮かべるのだが、
現在の建築の多くもこのドミノシステムを礎として成り立っている。
この書籍の作品例は、確かにそれから逸脱した形態をとっている。
そう、形態っていうものは行動を引き起こすらしい。
人間の行動や心理すらコントロールする意匠が「オルタナティブ・モダン」であると僕は判断した。

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現代の建築意匠の潮流を見れば明確だが、垂直水平への拡張には限度がある。
事実、レム・コールハースやクロード・パランが言うように、マンハッタンは崩壊しつつある。
(力の象徴は往々にしてテロの標的にもなる。)

「斜め」について、身体的、心理的、自然現象的、科学的に考えてみることにする。
テクノロジーが発展した現代において「斜め造形」は簡単に実現できる。
利点だらけな気がした。

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