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死際。



つい最近あった出来事、事実である。

深夜4時。
ビデオを返すのを忘れていた事に気付き、TSUTAYAに行った。
ついでに『偶然にも最悪な少年』とかいう邦画と、『ケミカル51』という洋画を借りた。
帰り道、原チャに乗っていた僕は、とんでもないものを目撃してしまった。
歩道でスーツのおっさんがうつ伏せになって倒れているのだ。
しかも微動だにしない。気温は推定5℃。霧雨まで降っている。

初見、死んでいる事を期待した。低体温症で。
だがそんな事考えてる場合じゃねぇ。
とにかくやばいと思った僕は原チャを降り、声をかけてみた。


「だいじょうぶですか?」ユサリ。
・・・しーん。


・・・・・・やべぇ。
とんでもないことに巻き込まれたかもしれない。


「風邪ひきますよ?」ユサユサ。


・・・・・・・・・・・・しーん。
頼む。動いてくれ。死体報告なんかしたくねぇ。


「・・・・ぅーん・・・。」


起きた。いや、正確には反応した。
おっちゃんは僕の焦りなど知る事も無いただの酔っ払いだった。
だが、酒のまわりに加えておそらく長い間低体温にさらされていたせいか、弱っている。
立ち上がれない。


「タクシー呼びます?」「んにゃ、いらね」


しまいには煙草もってない?とか聞いてくるから、一本あげた。
しばらくしておっちゃんは立ち上がった。どうやら家は割と近くにあるらしく、歩いて帰るらしい。
おっちゃんはガタガタと身を震わせながら家路についた。

深夜4時半位の事である。

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思うに、何故誰も彼を起こしてくれなかったのだろうか。
割と人通りの多い道路にもかかわらず、彼は長い時間そこで寝ていたわけだ。
集団心理の恐ろしさを知った。

『赤信号、みんなで渡れば怖くない』とは、有名な言葉ではあるが、
今のご時世、青信号を集団登校する児童にトラックが突っ込む時代だ。
安全な行動でも事件に巻き込まれてしまうような時代だ。
間違った集団心理は、とんでもない事件を引き起こす。
僕は、みんなそうだからいいや、と考える事が多々ある。
これはとても怖い事だ。

自分の意見を持って行動できる人間になりたい。
そう思った。

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